GSTの時価総額はいくら?流通量の差に注意する計算法
GSTの時価総額はサイトにより差があります。取得時の価格と流通量を同じデータ元でそろえ、発行上限やFDVとの違いを確認しましょう。
この記事の内容
GST-SOLの時価総額は、確認したサイト間で大きく異なりました。 2026年11月4日取得時、CoinMarketCapは約4.33億円、CoinGeckoは約0.98億円でした。価格差だけでは説明できず、表示される流通量も違っています。1 2
提供元ごとに価格と流通量を組にして比較する図。異なる提供元の数値は混ぜません。
同じ提供元の価格と流通量で計算する
時価総額の基本式は「価格×流通量」です。CoinMarketCapの価格にCoinGeckoの流通量を掛けると、どちらの表示とも違う独自の数字になります。比較するなら価格、供給量、取得日を一組として記録します。
| 取得元 | GST-SOL円価格 | 流通量の表示 | 時価総額の表示 |
|---|---|---|---|
| CoinMarketCap | 0.08489円 | 約50.9億GST | 約4.33億円 |
| CoinGecko | 0.085749円 | 約11.47億GST | 約0.98億円 |
数値は丸められているため、掛け算の結果と完全には一致しません。供給量の差の理由は本調査で確定できていないため、どちらかを「正解」と断定しません。
発行上限なしと現在の流通量を分ける
GSTは公式設計で発行上限がありません。これは現在の流通量が無限という意味ではなく、将来の供給が固定された最大枚数で制限されていないという意味です。3
したがって、発行上限を使うFDVを有限の確定値として扱うのは不適切です。データサイトの総供給量、流通量、最大供給量は、名称と集計範囲をそれぞれ確認してください。
時価総額だけで割安を判断しない
時価総額が小さくても、買い手が少なければ売却しにくいことがあります。自分の売却数量に対する見積もり、日々の取引高、利用に伴う需要を別に見ます。「低時価総額だから何倍にもなる」という結論にはつながりません。
また、GST-SOLの数値にGST-BSCやGST-POLの数字を無条件で加えないでください。まず各データの対象を明示することが比較の出発点です。
流通量・総供給量・発行上限を読み分ける
流通量は時価総額の計算に使われる数量、総供給量は提供元が集計する既存の供給、発行上限は設計上の最大値です。この三つは同じ意味ではありません。GSTには上限がないため、有限の最大供給量を持つ資産と同じ前提で将来の希薄化を見積もれません。
ゲーム内残高やバーン、ネットワークの扱いを提供元がどう集計しているかによって、表示が違う可能性があります。ただし、今回の二社の差について具体的な原因は確定していません。説明できない差を、推測だけで「ゲーム内残高が除かれているから」などと埋めないことが大切です。
差が大きいときは計算を一組で保存する
データを引用するときは、価格、流通量、時価総額、取得日を同じ提供元でそろえます。ページの丸め方により掛け算に端数差が出ることはありますが、桁が違う場合は更新時刻や単位の確認が先です。Bは十億、Mは百万を表す英語の桁表示として読まれることがあります。
| 記録欄 | 残す内容 | 確認したい問題 |
|---|---|---|
| 資産 | GST-SOL等の名称・識別子 | 別ネットワークの混入 |
| 価格 | 通貨と取得時刻 | 為替や時点の不一致 |
| 数量 | 流通量・総供給量のどちらか | 定義の取り違え |
| 計算 | 使用した掛け算と出典 | 他人が再計算できるか |
提供元が供給量を修正すると、売買価格がほとんど変わらなくても時価総額の表示は変わります。ランキングの上昇をそのまま資金流入と読むのは避け、価格と数量のどちらが変わったかを分けましょう。
目標価格を時価総額で検証する
仮に流通量を10億GSTと置き、目標価格を1円とすれば、計算上の時価総額は10億円です。流通量が50億GSTなら同じ単価でも50億円になります。これは予測の前提を点検する仮定例で、今回の実測流通量や達成確率を示すものではありません。
「1円は安いから簡単に届く」という説明は、数量を無視しています。さらに将来の供給が増えるなら、現在の流通量だけで作った目標時価総額も変わります。価格予想を読むときは、いつの供給量を使い、どのRealmを対象にしているかまで確認してください。
売買高と市場の深さも別に見る
一日の出来高が大きくても、自分の売却時点に十分な買い注文やプールの流動性があるとは限りません。時価総額、出来高、数量別の売却見積もりはそれぞれ役割が違います。投資額を決めるときは、時価総額の順位だけでなく、予定数量を処分できる条件を確認する必要があります。
時価総額が増えた理由を分解する
仮に単価0.1円、流通量10億枚なら時価総額は1億円です。単価が変わらず流通量の表示が20億枚へ更新されれば、計算上は2億円になります。逆に流通量が同じで価格が倍になった場合も2億円ですが、起きている変化は異なります。これは指標の説明用の仮定です。
したがって、時価総額が一日で増えたことから、同額の円が市場へ入ったとは言えません。価格と数量を掛けた評価指標であり、実際に入金された資金の集計ではないためです。
引用する資料に価格・流通量・時価総額の三つがあるなら、前回との変化を別々に記録します。数量の定義が変更された可能性があれば、価格上昇の分析とは分けて保留してください。小さな順位の上下より、指標の作られ方を説明できることが重要です。
よくある質問
時価総額は全保有者が受け取れる金額ですか?
違います。現在の参考価格を流通量に掛けた指標で、全量をその価格で売れることを示しません。
供給量が増えると時価総額は必ず上がりますか?
価格が同じなら計算上は増えますが、実際には価格も変わるため結果は一定ではありません。
ランキングの急変は資金流入の証拠ですか?
供給量の更新や集計変更でも変わります。順位の変化だけで資金流入を断定できません。
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出典・確認資料
- CoinMarketCap:GST-SOL/円表示、2026年11月4日取得
- CoinGecko:GST-SOL/円換算、2026年11月4日取得
- STEPN公式:Tokenomic/現行GST識別子
確認日:2026年11月4日。価格・料金・取扱条件は変更されるため、取引や申告の前に参照先で対象日と条件を確認してください。
